LGBTの友達が去っていってから考えたこと。

LGBTを考えた理由。

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私がLGBTに関心を持った理由は中学生の頃の仲のよかった友人がLGBTだったから。

なんとなく私も周りも、察してはいましたが

ちゃんと知ったのは、友人が音信不通になり都会に出て行った後でした。

親にも誰にも言わなかったそうです、言えなかったのでしょう。

 

私のクラスは40人クラスでした。

13人に1人がLGBTだというのなら、単純に考えて1クラスに3人ほどいることになります。

ですが私が人生で会ったことがあるのは、後にも先にもこの友人だけです。

13人に1人という割合から考えても友人1人だけしか交流がないのは、ちょっと考えにくいです。

それだけカミングアウトしにくい事だと感じます。

LGBTの子の5割以上が、学生の頃にからかわれたり、イジメにあった経験があるそうです。

私の友人も小学生、中学生の頃は変わり者扱いでした。

その頃はまだLGBTという言葉が浸透してない頃です。

パソコンも今みたいに1人1台の時代ではなく、ガラケー全盛期。

俗にいう学校裏サイトが社会問題になった時期でもありました。

学校という閉鎖的で狭いコミュニティの中で、誰も注意する人のいないネット上で

実名をさらしてポンポン好き勝手書くので一気に広まってしまう時代でした。

とくに子供の頃って容赦がないので誰にもカミングアウトできないことが多いそうです。

今現在でも認知はされてきても、理解はされにくいのは変わりないのでしょう。

現在はTVで活躍しているLGBTの方が多い一方で、地方や隠しながら生活して悩んでおられる方も多いです。

私が関心を持ち始めたのは、当時、友人がどのような想いで

私たちと過ごしていたのか、全ての関係を切って都会に行ったのか

今更ながら、少しでも知りたいと思ったのがきっかけです。

 

少しでも友人が住みやすくなればいいなと思っています。

 

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